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芥川賞・直木賞決定!「百年泥」他、受賞作品のあらすじを解説

投稿日:2018年1月16日 更新日:

2018年芥川賞・直木賞決定しました!

見事受賞に輝いたのは、
芥川賞の

百年泥

(石井遊佳さん(54))

おらおらでひとりいぐも

(若竹千佐子さん(63))

の二作品。

直木賞には、

銀河鉄道の父

(門井慶喜さん(46))

が受賞に輝きました。

 

この3作品のあらすじ

簡単に追っていきたいと思います。

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芥川賞決定、石井遊佳さん著:「百年泥」のストーリーは?簡単に解説

 

この百年泥という物語は

インド・チェンナイでの

日本語教師の女性の数奇な体験を描いた物語です。

 

この日本語教師の女性は

現地で百年に一度起こるとされている大洪水に

不幸にも見舞われることになります。

 

何もかも、跡形もなく流されきった後の大地ですが

その泥の中から、そこに暮らしていた人びのと持ち物が

現れてきます。

 

そんな品々をめぐる人の思いを追っていく物語です。

 

そんな物語のモデルになったのは

著者の石井遊佳さん自身がチェンナイで日本語教師を

始めていたことでした。

 

2015年に起きたチェンナイでの大洪水を経験し

その混乱をいつか物語として

描きたいと思っていました。

 

常識では計り知れない過酷な体験が

創作意欲に火をつけ

今回の受賞という

大きな結果を得る作品を生み出す

強烈なエネルギーにつながっていったのでしょう。

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 芥川賞決定、若竹千佐子さん著:「おらおらでひとりいぐも」のストーリーは?簡単に解説

 

次に、文芸賞の受賞作でもある

若竹千佐子さんの著作

「おらおらでひとりいぐも」

について解説します。

この物語の主人公は74歳の女性です。

子供を見送り、先だった夫に残されて

未亡人としてひっそりと暮らしていた

74歳の「桃子さん」。

 

ペットの犬も、もはやおらず

天涯孤独のみとして

静かに暮らしていました。

 

そんな桃子さんにはある時から

沢山の人の心の声が

聞こえてくるようになるという

不思議な体験をします。

 

この物語は

そんな不思議な体験を経て

一人の老年の女声が向き合い葛藤し

思いを深めていく物語です。

この物語の執筆の動機になっているのは

若竹千佐子さんのある考えにあります。

 

若竹千佐子さんの考えとは

女性の人生は「娘」「妻」「老年」

の3つにわけられるというものです。

 

そして若竹千佐子さんは昔から

「老年」つまり「おばあさん」の生き方に

強く関心をいだいていました。

 

一人になったおばあさんは

どういう気持ちで生きているのか

それをずっと考えながら生きてきた

その思索の足跡が

この物語に深いリアリティを持って

落ち着いたタッチで描き出されています。

 

若竹千佐子さんのコメントはこちらです。

「私は子育て時代、幸せなのに何か飽き足らないものを感じていたんです。それはどうしてだろうとずっと思っていました。フェミニズムの本や心理学の本をずいぶん読んだりもしましたけど、人はやっぱり自分が主人公となって人生を生きたいんだと思うんです。妻の時代、女は“副班長”なんですよね。夫を立てる応援団として生きている。でもやっぱり自分のためにも生きたいという気持ちがあるんです。私はそうでした。だから、夫が亡くなったとき私は本当に絶望しましたけど、後になって考えてみると絶望だけではなくて、実は心のどこかでほっとして、これから自分の人生を生き直すんだって思ったところもあったんだって」

今の世において女性の生き方と向き合い考えを深めてきた

若竹千佐子さんの思考の結晶が本作です。

https://www.tbsradio.jp/203486

 

惹かれた方はぜひ、

読んでみてください。

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直木賞決定、門井慶喜さん著:「銀河鉄道の父」のストーリーは?簡単に解説

 

日本の文学界において伝説とも言われる宮沢賢治。

その宮沢賢治の歌は

「アメニモマケズカゼニモマケズ」

を始めとして今でも日本人の心に息づいています。

 

そんな宮沢賢治の生涯にスポットを当てた

宮沢賢治の伝記は数多くありますが

 

この銀河鉄道の父は、

宮沢賢治の父、政次郎の視点から

宮沢賢治の生き方を描いたという

異色の伝記です。

 

宮沢賢治の父政次郎は

浄土真宗を熱心に信仰していましたが

そんな政次郎という人物から

見た宮沢賢治はどういう人物だったのか。

 

なぜ宮沢賢治は生まれたのか。

 

それが独特の視点で語られるという
意欲作です。

この独創的な発想と鮮やかに描き出される

違う角度からみた新しい宮沢賢治像が評価を集めて

本作「銀河鉄道の父」が

直木賞の受賞に輝くことになりました。

 

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まとめ:芥川賞・直木賞決定!「百年泥」「おらおらで~」他、受賞作品を解説

以上、今年の文学賞の

芥川賞と直木賞の

受賞作品のあらすじと

概略について解説しました。

日本の文学界に確かな足跡を残した

この3作品が

多くの方の手に

とっていただけることを願っています。

 

それでは、お読み頂きありがとうございました。

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